安心安全の構造

耐震等級3

大地震でも実証された耐震性能。最高ランク「耐震等級3」

日本は地震が多発する国であるため、日本の家屋は地震に強い構造となっています。日本の耐震、免震に関する技術は世界随一と言えますが、これも地震が多い国という背景があってこそと言えます。日本が世界でも有数の地震国であることは、疑いのない事実です。しかし考えようによっては、地震による被害状況を知ることが出来ることから、耐震診断や耐震技術、耐震基準を向上させる点では、むしろ好立地であるととらえる事が出来るかもしれません。耐震等級とは、建築基準法の耐震基準を満たせば「等級1」、その1.25倍なら「等級2」、1.5倍なら「等級3」となります。耐震等級を取得した住宅は等級に応じて地震保険の割引が受けられます。

2×4工法は安全と安心が圧倒的な信頼性を誇る

ツーバイフォー工法は世界で毎年約250万棟建築されている(一般社団法人 日本ツーバイフォー建築協会のデーターによる)世界基準の家。平安アーキテクトの住宅は「安心」と「安全性」は圧倒的な信頼性を誇るツーバーフォー工法でデザイン性に優れ、お買い求めいただけるローコストで開発しました。

世代を超えて住み継がれる

昭和40年代に入って個別企業が大量に商品として住宅を供給するようになり、昭和49年には技術基準が定められ枠組壁工法としてオープン化されました。そのころより2インチ×4インチの規格材を多く使用されることからツーバイフォー工法(和製英語)と呼ばれ、今やアメリカ、カナダ等では、戸建住宅のほとんどがこの工法によっているほか、オーストラリア、ニュージーランド、イギリス、韓国、中国でも採用されており、世界で年間200~250万戸が供給されていると推定されています。

最近頻繁に起こる地震

ここ最近、西日本を中心に、大きな地震が連続して起こっています。まず、2016年4月の熊本地震、同16年10月の鳥取県中部地震、2018年4月の島根県西部地震…範囲を広げれば、2016年には韓国の慶州でも大きな地震が起こっています。耐震性能について、昨今では住宅において特に高い意識が置かれています。新築住宅においては、大地震に遭っても倒壊しないような地震に強いものとなります。注意が必要なのは1981年(昭和56年)以前に建てられた建物です。その年に新耐震基準に改正され、建物がその新しい耐震基準で建てられたのか古い耐震基準で建てられたのかで、建物の耐震性は大きく変わります。したがって、特にその時期あたり、あるいはそれ以前に建てられた建物は、耐震基準の確認と耐震化をすぐにでも進めていきましょう。

1995年(平成7年)1月17日
阪神・淡路大地震 倒壊・半壊ゼロ

2016年(平成28年)4月
熊本大地震 倒壊・半壊ゼロ

強固なモノコック構造

「面構造」を基本にしたツーバイフォー住宅は、6面体ができあがると、家全体が強いモノコック構造(一体構造)となります。モノコック構造はもともと、極限の強度が求められる航空機用に開発されたもの。スペースシャトル、新幹線、F1レーシングカーにも採用されているほど、きわめて強固な構造です。
モノコック構造のツーバイフォー住宅は、地震や台風などの力を建物全体で受け止め、荷重を一点に集中させることなく全体に分散してしまうので、外力に対して抜群の強さを発揮します。

耐久性を高める対策

木材の中で最高レベルの耐久性を持つ、ヒノキを土台に使用しています。家の最下部に使われる土台は家全体の重さを支える重要な役割を果たします。そんな部分に極めて高い耐久性、防腐性、防蟻性をもち最高級に位置付けられるヒノキ製材を標準仕様にしています。

ツーバイフォーは全てが強い?
耐震等級3の計算に基づいて建てる必要があります。

平安アーキテクトでは、耐震等級の認定を取得しない場合でも、日本ツーバイフォー建築協会の壁量計算ソフトで、耐震等級3の強度を確保して建築します。たとえツーバーフォーでも構造計算やJISの認定商品を使用する等、壁量計算書に基づいて建てなくてはとても危険です。
※認定取得がない場合は地震保険料割引の対象にはなりません。

省令準耐火構造

火災保険を半額にするには省令準耐火構造が必要

2×4(ツーバイフォー)のモノコック構造で高い耐震性能。建築基準法に定める準耐火構造に準ずる防火性能を持つ構造として、住宅金融支援機構が定める基準に適合する構造が省令準耐火構造。省令準耐火構造の特徴は、「外部からの延焼防止」「各室防火」「他室への延焼遅延」が挙げられます。通常の木造建築に比べて火災に強い構造で、火災保険料が半額以下になるというメリットがあります。

高規格ハンチベタ基礎

安心、健康のための工夫

独自開発の基礎工法によって、基礎を耐震化する。壁内通気工法によって、ダニ・カビ発生を抑えるなど、お住まいになられるご家族様が安心、健康で暮らせるために、見えないところにも独自の工夫を凝らしています。

基礎も耐震工法!高規格ハンチベタ基礎

建物本体の耐震は誰もが気にするところですが、基礎の耐震は見落とされがちです。
ベタ基礎は、面全体にコンクリートを打設するので構造的に強く、地震や不同沈下から住宅を守ります。また、湿気やシロアリ対策にも大きな効果を発揮する基礎工法です。構造的に強いベタ基礎ですが、建物の力が集中する布基礎の外周部出隅コーナー部分には負荷が集中しやすいため、当社独自の高規格ハンチベタ基礎で負荷を効率良く分散し、基礎全体で建物の重量をしっかり支えます。また、通常120mmの布基礎巾を150mmとすることで、より強固に建物を守ります。

アレルギーの原因 カビ・ダニの発生を抑える 壁通気工法

外壁のサイディング材と建物の躯体の間は特殊な通気金物を使用して湿気や熱が篭るのを防いでいます。
通常の胴縁通気工法(画像左)に比べ、壁通気工法(画像右)は壁面全体で空気を通しますので通気効率が3倍以上です。アレルギーの原因となるカビやダニの発生を抑え、健康な生活を応援します。

制震ダンパー

地震大国と呼ばれる日本で暮らす上で、住宅と家族を地震による被害から守るために、地震対策を施すのは今ではごく一般的なことです。
“耐震工法”とは建物の躯体を強固にして地震に耐えうる強度で造り地震の揺れに耐えるという工法です。“制震工法”とは建物の躯体に取り付けた制震装置(制震ダンパー)によって地震の力を受けた上で、その地震の揺れを吸収し抑制する工法です。

耐震+制震ダンパーで更に地震に強い家に!!

ツーバイフォー住宅は耐震性能が非常に高い強固な構造体です。しかし構造体は普通の木ですので木がしなり揺れのエネルギーを逃がすのですが、許容量を越えると破損してしまいます。そこで制震ダンパーを設置することによって、制震ダンパーが動くことで揺れのエネルギーを逃がし地震の揺れによる建物の変形を低減することができます。揺れによる体感は軽減しませんが制震は耐震の弱点を補い、建物自体の揺れを吸収することで建物倒壊のリスクを大幅に軽減します。制震ダンパーは小さな揺れから大きな揺れまで幅広く対応しますから”繰り返し来る地震にも強い家“となり建物を守ってくれます。耐震構造+制震構造を併せ持つ事により最小限のコストで最大限の耐震性を実現します。

オイルダンパーを用いた画期的な制震工法のご紹介

ビル用制震オイルダンパーで培った制震技術と、自動車用ショックアブソーバーの量産技術を応用した住宅用制震工法が『Hiダイナミック制震工法』です。大地震時の建物の変形を吸収することで、柱・梁・壁等の負担を軽減。特に余震を伴う繰り返しの揺れに効果を発揮します。『Hiダイナミック制震工法』は、新築時はもちろん既存住宅のリフォームにおいても設置可能な施工性に優れた画期的な工法です。

繰り返しの地震に高い制震効果を発揮

阪神・淡路大震災を再現した実験において、建物の揺れを吸収し、揺れ幅を約70%減少。東日本大震災においても、本震だけでなく繰り返す地震にも効果を発揮し、翌日からも引き続き居住可能な状態でした。

60年間メンテナンスフリー

使用しているダンパーは住宅専用設計です。60年間想定の耐久試験においても性能が変わらないことを実証済みです。

低コストで住まいの損傷リスクを大幅に軽減

邸別により最適配置にて提案を行い、低コストで高い制震効果を実現しました。また、新築・改修ともに住まいの損傷を軽減し、補修費用の発生するリスクを大幅に軽減することができます。

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